入口

ちぃ〜っす。今週もお疲れさんでっす。
ようやく金曜ですね。今週も永かった!ゆっくり飲んでますよ。


んで、まぁ、これまでぼちぼちと好きなことをここで書いてきたわけだけど、
おれの人生を変えてしまったパンクとの出会い、その入口の話しを書かないと始まんないなー、
なんて思い、思い出話しをひとつ。


小さい頃から親父の影響で野球少年だったおれ、少年野球をやってた小学校時代、いとこのにーちゃん、ねーちゃんに教えられたロック、
ってかポップス、ビートルズとかキッスとかベイシティーローラーズ(笑)とか。
すごい新鮮で、カッコイイ!と感じたおれは洋楽に興味をもって、自分でもレコードを買い始めた。
最初に買ったのはキッスの7EPで、どの曲かはわすれた。ドクターラブだったかな?べスか?
そんなこんなで中学に入った。そんでもちろん野球部。その春、一年のぺーぺーのおれっち。中腰で声だししてたら、
その中学で一番のワル、三年のM先輩が右手にバット、左肩にでっけーラジカセで登場!
一年いきなりケツバット!「おめーらもっと声出せよー!」そんでドッカとベンチに座りラジカセオン!
一年の声よりデカイ音。いきなり、「政治家なんてー俺たちにはー関係ーないけどー」んなんだこれ?びびった!あんなの聴いたことなかった。まさに衝撃!
振り向いてM先輩に聞いたおれ、「これだれっすか?」
したら先輩、「しらねーのかよー、アナーキーっつーんだよ、いま暴走族はこれ聴いてんだよ!」
暴走族とは関係なかったけど、これ聴かなきゃヤバイと感じた。早速、日曜日にアナーキーのアルバムを買いに行った。
とにかく聴きまくった。本当にヤラレタ。こんなこと歌っていいのかよ?!聴くたびに解放された。自由だと思った。これでいいんだと。
遠足のバスのなかでアナーキーをアカペラで歌った。バスの中ドン引き。
それがパンクとよばれている音とはしばらく知らなかった。だんだん調べていくうち、そのアルバムの何曲かはカバーだと知った。
クラッシュ、フィンガース。バンド名はピストルズ
これが入口。なが〜いトンネルの。出口はぜんぜん見えないなー。


だれにも入口があるはず。例えばブルーハーツとか、ハイスタとか、グリーンデイとかランシドとか。
でもそれでいいんだ、大事なのはそっから。本当に好きなら簡単に、もうパンクとか卒業。とかありえないよね。