PROTEX





ちぃーっす
一月ももう終わりですが今年もよろしくお願いいたします m(__)m


さてさて、昨年くらいからまた自分のなかで70’パンク/パワーポップなんかがじわじわとキてしまってまして
まぁ自分のルーツでもありますし嫌いになったことなんてないんですが、あまりちゃんと聴かない時期が永いこと続いてたんですよ。
たまにモードが切り替わったときにはちょいちょい聴くんですけど、ハードコアやクラストなんかと同時には聴けないってゆーか、
例えば Deviated Instinct の後に Undertones 聴いてもなんだかしっくりこないとか。どっちも大好きなのにね。
それが徐々にね、なんか平気になってきて、昨年だったら Buzzcocks の後に VERSKLAVEN 聴いても全然気持ち悪くならないし 笑
それこそセックスピストルズは本当に凄ぇな!って改めてハマってるし、聴けば新たな発見もあるし、
だから一周でも二周でも、何十周でもしないと解んねーこともあるんだなって思ったらなんかね、淘汰されたんかな。きっと。
それはね、オープンマインドってのとはちょっと違うんだな。


そんでだ、ようやく PROTEX だね 笑 
なんかコレ何十年もお蔵になってたアルバムを SING SING が数年前にやっとリリースしたっつーブツでしょ?
そういうインフォメーション抜きにしても完璧だよ、完璧!
なにか足したり引いたりしても良くないし、これ以上もこれ以下もありえないくらい完璧で最高だよ!
一言でいえばポップでキャッチーな70’パンク/パワーポップってことになるんだろうけど
アイルランド/ベルファストのバンドだから太陽の下のそれでは当然、ナイ。
ポップだけどナイーブで内向的だし、ジャケのまんま、曇り空の通りに仲間となにをするでもなく集い壁にもたれる。
またはベッドルームでヒザをかかえる。そういう音だよね。


クラッシュの曲から命名したという PROTEX 。そこはかとなく音にも表れているような気がする。気がする。
同郷のスティッフリトルフィンガーズもクラッシュを聴いてパンクに走ったという。
クラッシュの実験的で戦闘的な面を受け継いだのがフィンガーズなら、
そのアナザーサイド、どこか甘ちゃんでロマンチックな遺伝子を純粋培養させたのが PROTEX なのかな、、、、しかも完璧にね!
なんて思いを馳せるのもまた楽しい、、、、


ほんだらまた(^^)v